新・月下独酌



鼎の軽重をわからぬ者たち


あーあ、物事の軽重もわからない人間が行政改革をやっているのかと思うと情けなくなります。


国立競技場など命名権売却 政府、財政改善へ検討

 政府は4日までに、行政改革の一環として、独立行政法人「日本スポーツ振興センター」が運営している都内の国立競技場や秩父宮ラグビー場、代々木体育館の命名権を民間に売却する方向で検討に入った。
 命名権売却による増収で、2004年度に約165億円の赤字だった振興センターの財政状況を改善し、約76億円に上った政府の補助金などを減らす狙いだ。
 国立競技場は1958年に完成。64年の東京五輪をはじめ、サッカーや陸上、ラグビーの国際試合や全国大会などで幅広く使用されてきた。サッカーやラグビーの一部ファンは、国立、秩父宮をそれぞれ「聖地」と呼び特別視しており、特定の企業名を付けた一方的な施設の名称変更は反発を招く可能性もある。



県営のスタジアムが命名権を売り渡すというのとはレベルが異なるということに、この人たちは気づいていないのでしょうか。

しかも「赤字だから命名権を売る」などというのは、もってのほかですね。
そんな不埒なこと考えてる暇があるなら、国立競技場を環境の良いサッカー専門競技場にした方がよほど利益を産むことでしょう。



仮に、次のようなプランが行政から出てきたついでに・・・というのであれば、まだ納得もしますが・・・・・

(1)「国会議事堂」の命名権を民間企業に売却する。
   →議事堂は「JT会館」のような名称になります
    「アメリカ大使館分館」のような命名も可でしょう。

(2)国道の命名権を民間企業に売却する。
   →どこのゼネコンが作ったかは一目瞭然。

(3)省庁の名称を民間企業に売却する。
   →「三菱重工業庁」という命名も可になります



まさかお役人さんたちは自分の省庁の命名権を売り渡そうとは露ほども思わないでしょう。なぜなら、彼らにとってその名称があまりにも当然で愛着があるからです。

例えば、自分の育った地名を民間企業に売り渡そうという人も少ないはず。そこに対する愛着がそれを拒むのです。

行政がやろうとしていることは、そういった「地名を民間企業に売り渡す」ことに他なりません。


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by harukado-ruri | 2006-06-04 23:22 | 政治の話
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