新・月下独酌



大野市長選挙



お隣の大野市長選挙は、静かに、だが確実にヒートアップしてきた感がある。

ただ、予断を許さない状況だけは変わらない。




 さて、なぜ大野市長選挙がそれほどの重要性を持つのか、それは勝山市が次の市町村合併を考える相手候補のひとりが大野市だからである。


 通常、市町村合併は合併後の構造が馴染むまでに10年はかかると言われている。それはそうだろう。行政単位を一にすること自体はさほど困難なことではないが、住民にとってそれが「しっくりと肌に馴染む」までには時間がかかるのだ。

 勝山市は昭和の大合併の際の行政区分をそのまま残した形で、市制へ移行した。旧北郷村、旧荒土村、旧鹿谷村・・・・等々の行政区分は、そのまま市民の中に「見えない区分」として厳として残った。そこをいじったときの反発の大きさは、成器南小学校設立時の混乱振りを見ればよくわかる。成器小学校に対する思い入れもあの混乱の原因であったが、「見えない区分」をいじったことに対する感情的な反発も多分にあったのではなかったか。

 このことは、今回の平成大合併をくぐった市にも当てはまる。
 新・坂井市の人々は、「坂井市の丸岡」「坂井市の春江」といった感情的な区分をすることだろう。われわれが「勝山市の北郷」「勝山市の平泉寺」といった区分をするように。ただ、その感情的な区分を「しっくりと肌に馴染む」形でするまでには時間がかかるはずだ。


 しかし、大野市は例外である。旧・和泉村の人には気の毒な言い方になるが・・・大野市の合併は吸収合併であり、おそらく大野市民は、春江町民や丸岡町民が感じたであろうモロモロのものを感じずに済んでいる。
 つまり、大野市は未だに市町村合併をしていないのと同様の状況にあると見てよい。


 勝山市は今回の合併を見送って、次の流れを見定めるとの決断を下した。そして、次の合併のうねりは10年後と見定めている。なぜなら、前述したように、今合併したばかりの市は10年程度の時の経過を待たねば次の合併へと進めないからだ。
 だが、その10年を待たずに今すぐにでも合併可能な市町村が隣にある。


私が大野市長選挙に注目する理由もそこにある。

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by harukado-ruri | 2006-06-13 09:40 | 政治の話
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