新・月下独酌



カテゴリ:政治の話( 29 )


鼎の軽重をわからぬ者たち


あーあ、物事の軽重もわからない人間が行政改革をやっているのかと思うと情けなくなります。


国立競技場など命名権売却 政府、財政改善へ検討

 政府は4日までに、行政改革の一環として、独立行政法人「日本スポーツ振興センター」が運営している都内の国立競技場や秩父宮ラグビー場、代々木体育館の命名権を民間に売却する方向で検討に入った。
 命名権売却による増収で、2004年度に約165億円の赤字だった振興センターの財政状況を改善し、約76億円に上った政府の補助金などを減らす狙いだ。
 国立競技場は1958年に完成。64年の東京五輪をはじめ、サッカーや陸上、ラグビーの国際試合や全国大会などで幅広く使用されてきた。サッカーやラグビーの一部ファンは、国立、秩父宮をそれぞれ「聖地」と呼び特別視しており、特定の企業名を付けた一方的な施設の名称変更は反発を招く可能性もある。



県営のスタジアムが命名権を売り渡すというのとはレベルが異なるということに、この人たちは気づいていないのでしょうか。

しかも「赤字だから命名権を売る」などというのは、もってのほかですね。
そんな不埒なこと考えてる暇があるなら、国立競技場を環境の良いサッカー専門競技場にした方がよほど利益を産むことでしょう。



仮に、次のようなプランが行政から出てきたついでに・・・というのであれば、まだ納得もしますが・・・・・

(1)「国会議事堂」の命名権を民間企業に売却する。
   →議事堂は「JT会館」のような名称になります
    「アメリカ大使館分館」のような命名も可でしょう。

(2)国道の命名権を民間企業に売却する。
   →どこのゼネコンが作ったかは一目瞭然。

(3)省庁の名称を民間企業に売却する。
   →「三菱重工業庁」という命名も可になります



まさかお役人さんたちは自分の省庁の命名権を売り渡そうとは露ほども思わないでしょう。なぜなら、彼らにとってその名称があまりにも当然で愛着があるからです。

例えば、自分の育った地名を民間企業に売り渡そうという人も少ないはず。そこに対する愛着がそれを拒むのです。

行政がやろうとしていることは、そういった「地名を民間企業に売り渡す」ことに他なりません。


[PR]
by harukado-ruri | 2006-06-04 23:22 | 政治の話

共産党のあきれ果てた論理


数日前、勝山市議会の山田議員が出しておられる市政報告、『やまだタイムス』が新聞折込で届いた。


この件に関しては、私のHPの「67.国民保護条例案について」で既述したところだが、さすがに一言申しておかねばならない。




事は、3月議会に遡る。

3月議会において、『勝山市国民保護協議会条例』『勝山市国民保護対策本部等条例』が上程された。

これは、我が国が武力攻撃を受けた際に、国民を速やかに避難誘導するために制定された『国民保護法』を受けて、各地方自治体に制定を委ねられたもの。



山田議員の論調は大きく分けるならば2つに集約される。
 ひとつめは、「勝山市が軍事協力をすると、勝山市に対する攻撃の危険性がある」
 ふたつめは、「自治体にも安全保障の権限がある」


結論から言うならば、これはどちらも誤っている。


まずひとつめの「勝山市が軍事協力をすると、勝山市に対する攻撃の危険性がある」との説明であるが、

 ①国際法では軍事攻撃が禁止されている病院や宗教施設がある
           ↓
 ②ところが、これらの施設ですら軍事協力をすると武力攻撃される
           ↓
 ③ましてや、一般の施設や民家は容易に攻撃の対象となるであろう
           ↓
 ④したがって、軍事協力はすべきではない


まず、この論法が成り立つためにはひとつの大前提が成り立っていなければならない。
それは「敵が国際法を遵守してくれる」という相手に対する信頼感である。

あくまでも、この法律・条例は「日本が武力攻撃を受けた際」を想定している。日本に武力攻撃を仕掛けてくる相手を信じるのは結構なことだ。山田議員の考えるヒューマニズムが、相手に通じると思うのであれば、諸手を挙げて歓迎の意を表すればよかろう。

ただし、その際にわれわれが対峙するのは話し合いに来た人間たちではなく、われわれを殺すために来た人間、われわれから何かを奪おうとやってきた人間なのだということを山田議員は考えたことがあるのだろうか。


仮に、
「銀行や宝石店ですら、外国人窃盗団のターゲットになっている」
  のだから
「一般のわれわれの家庭は狙われたらひとたまりもない」
  したがって
「われわれは、警察に必要以上に協力を求めるべきではない」
  そうすれば
「外国人窃盗団を刺激しないですむ」

という議員がいたら、市民はどう思うだろう。

共産党が軍事アレルギーであることは、今更説明を要するまでもない。それはそれで結構なことだ。だが、自己のイデオロギーの正当性のために、侵略者にヒューマニズムを求めるのは本末転倒であろう。



そして、この論法は「相手を不必要に信じる」と言う意味で不適切であるばかりか、「自分たちさえ助かれば後は知ったことではない」と言う意味で、卑怯でさえある。

山田議員の論法を別な言葉で表すならば、
「私たちは軍事協力をしません。そうすれば、敵は軍事協力をする別の場所へ行くことになるでしょう。ですから、私たちは安全なのです」
ということだ。

これはどういうことか。
「私たちが安全になるためならば、他所で戦っている自治体の皆さんのことはどうでもよい」
ということではないのか。






山田議員の市政報告、『やまだタイムス』によると、
山岸市長は、山田議員の質問に対して
「勝山市民だけが安全でいられる、そのようなはずがない」
と言ったとのこと。

山岸市長は、まさしく私が前述したような趣旨で「勝山市民だけが安全をむさぼって良いのか。そのような真似はできない」と言ったのである。

意図的に山岸市長の発言を矮小化するのは、いかがなものだろう。






それとも、
「日本全国の自治体が『軍事協力をしない』と宣言すれば、敵はどこも攻めない』などという懐かしの非武装中立論を振りかざすのだろうか。

ならば、一昨年のハイチの武力制圧事件をどのように感じておられるのだろう。

平成16年2月5日にハイチ北部の街、ゴナイブで「ハイチ解放再建革命戦線」が武力蜂起した。ハイチは10年来にわたって国軍の解体を進めていたこともあり、反政府武装勢力に対して政府側が有効な手段を講じえず、鎮圧は不発に終わり、国民は暴行・略奪・殺人などの被害を受けた。

たかだか数百人程度の武力ですら一国を、致命的な混乱状況に陥れることができるのだ。
現行の憲法解釈では、自衛のための戦力は憲法9条違反にあたらないとしている。当然だ。自衛のための戦力すら放棄してしまったハイチは、たかだか数百人の武力勢力により鎮圧され、あまつさえ外国の介入を受け更なる混乱を招いた。

共産党は、国民の生命と財産をどのようにして守るのか。それをご教示いただきたいものだ。


おそらくは「外交と平和努力によって守る」とでもいうのだろう。そんなことは誰でも答えられる。

重要なことは、「外交と平和努力によっても防げないもの」に対してどのように防衛するかという点ではないのか?

そして、今回の国民保護条例は、その「外交と平和努力によっても防げないもの」に対する備えなのだ。そもそも出発点からして論点が著しくずれているのである。






ちなみに、
「自治体にも安全保障の権限がある」
というのは、学者先生の間でも議論が分かれるところ。

そのような定説にすらなっていない論理を振り回してもどうにもならない。




仮にジュネーブ条約を持ち出してきても、意味はない。

またしても「敵がジュネーブ条約を遵守する」という妄想の上に成り立たねばならぬのだから。


[PR]
by harukado-ruri | 2006-06-01 00:51 | 政治の話

10回目の正直・・・・



まずは、新聞記事より


民主、共産、社民の野党3党は31日、結婚後も希望すれば旧姓を使用できる「選択的夫婦別姓」を認める民法改正案を参院に提出した。衆院にも近く提出する方針。

改正案は選択的夫婦別姓のほか、結婚できる年齢を男女とも18歳にする▽女性の再婚禁止期間を現行の6カ月から100日に短縮する――などが柱。 <毎日新聞>


過去9回にわたって廃案になってきた選択的夫婦別姓法案ですが、10回目の正直を狙うみたいです。

さて、選択的夫婦別姓とはどのような制度でしょうか。

「結婚後も、望む人がいれば旧性を名乗ることができる」
というものです。

なにしろ、この選択的夫婦別姓がいやらしいのは、「望む人がいれば」というくだりでしょうね。これすなわち、
「あなたには決してご迷惑はかけません。世の中には、夫婦同姓により不都合を訴える人たちがいるのです。その人のために、今回の法改正を行うのです。決してあなたに夫婦別姓を強要するものではありませんので、ご安心を。」
という意味合いを持つのです。

この論法がいかに馬鹿げたものであるかは、私のHP内の「夫婦別姓を考える」でも申し上げたとおりです。

(時間が経過することにより、あの論考に色々と手を加えなければならないことも増えましたが・・・)



端的に申しましょう。これは日本の文化の基礎をなす「家」概念に対する挑戦です。


選択的夫婦別姓法案が通過した後の社会を考えてみましょう。

例えば、私の姓は「松村」ですから、息子の姓も当然に「松村」です。

将来、息子は結婚しようとする相手をつれてくることでしょう。仮にその女性の姓が「田中」であったとします。彼女は、私にこういうことを言うのです。

「私は結婚しても、『松村』姓を名乗りません。従来どおり『田中』姓を名乗ります。そして、私たちの子供にも『田中』姓を名乗らせます」

反対しても始まりません。なぜなら、それは彼女に認められた権利だからです。結婚するふたりの間で同意がなされてしまった以上、われわれが口を挟む筋合いのものではありません。

さらに世代が下ってしまった場合、どのような状況が起きるでしょうか。


 第1世代:松村(男)―田中(女)
 第2世代:田中(息子)
 第2世代:田中(息子)―鈴木(女)
 第3世代:鈴木(孫)

おわかりでしょうか。私の息子である『松村』と田中さんが結婚して、息子が田中姓を名乗り、その息子である田中が鈴木さんと結婚して、その子供が鈴木姓を名乗った場合、爺ちゃんと息子と孫の姓が全く異なる状況が生じることになります。

なぜ、このような奇天烈な状況を、わざわざ発生させねばならないのでしょう。

そのあたりの必然性が、野党からは全く説明されていません。



「結婚した後も職場で旧姓を名乗りたい」
・・・・・・どうぞ、名乗ってください。わざわざ夫婦別姓制度を導入せずとも、「通称」で間に合わせることは可能です。社民党や共産党の大好きなマンガである『美味しんぼ』の栗田さんは、それで働いているではありませんか。

「世界的潮流は夫婦別姓である」
・・・・・ほほぅ、なぜ世界の真似をしなければならないのですか?まずは、そこから説明してください。真似をすると何かいいことでもあるのですか?

変えるからには変えるなりの必然性がなければならないが、野党は全くだめですな。






ましてや、再婚禁止機関を100日に短縮するなんて・・・・・・福島瑞穂が弁護士だということを一瞬忘れてしまいました(笑)

あの制度は、婚姻を解消した女性が婚姻解消後に妊娠発覚した場合、「宿っている胎児の父親が誰かわからない」といった不確実な状況を避けるために設けられたもの。

それとも、アレなのかな?
今の科学時術ならばDNA鑑定が容易にできるから、父親が誰かも容易に確定できるとでも考えているのかな?

もしも、そうであるならば、「人の心」というものを無視した連中ばかりですな、社民党、共産党、そして民主党。

そのような「父親が誰だゲーム」を強要される女性の身にもなってみろってんだ!

[PR]
by harukado-ruri | 2006-05-31 23:59 | 政治の話

商工会議所総会



昨日は、勝山商工会議所の総会懇親会にお招きいただきました。


地方において、シンクタンク的な役割を果たすものは
 行政
 商工会議所
であると常々私は考えています。
(本当は、ここに青年会議所を入れるべきなのですが・・・・)


荒井会頭は、冒頭の挨拶において、勝山はこれから観光を重点として産業振興をしていくべきとの内容を述べられました。

確かに、勝山においては「産業としての観光」は発展途上にあります。どうしても製造の方に力を入れてきたため、観光とはどういったものなのかが市民レベルで浸透していないように思われます。


そもそも「勝山に人が来るはずがないじゃないか!」とさえ言う人もいるくらいですから(苦笑)。

そんなことはありません。勝山には観光地になりうるだけの魅力は十分に備わっています。
「なにが観光資源となりうるのか」については、私のHPの「日々是口実」第28番、「勝山への観光客を増やす方法」をご覧ください。


[PR]
by harukado-ruri | 2006-05-31 02:25 | 政治の話

小学校に英語を導入することについて



教育基本法改正に伴って、「小学校に英語教育を導入する」話がまたぞろ出てきています。


そんなに英語を教えることが大切なのかしら・・・・・というのが、正直な感想ですね。




「日本は、アジアの中でも英語をしゃべれない国である」
という声をよく聞きます。

確かに、アジア21カ国でTOEFLを実施したところ、日本は21か国中18位だったそうです。
まあ、ビリっけつですね。

だからといって、それが何だと言うのでしょう。

1位がシンガポール、2位がインド、3位がフィリピンだったと記憶しているのですが、他にもスリランカや香港などが上位にあったはずです。

つまり、かつてイギリスの植民地支配が行われていた国ばかり。





まあ、日本もアメリカの占領を受けた精神的トラウマから未だに抜けられないのですから、いわば精神的殖民支配を受けてるようなもの。

だから、「小学校から英語」なんていう世迷言が堂々とまかりとおるのでしょう。





・・・・・イギリスでもアメリカでもフランスでも、小学生のうちから外国語を教えようなんて国はないですよ。

なぜって、外国語よりも自国語を教えることのほうが大切だからにきまってるから。


英語で何をしゃべるの?
[PR]
by harukado-ruri | 2006-05-30 14:02 | 政治の話

教育基本法改正



教育基本法の改正で国会は揺れています。

私は自民党の党員ですが、教育基本法改正案は民主党案の方が優れていると思いますね。


与党改正案は、公明党に配慮しすぎたため自民党色が薄まり、結果として不三不四といったところでしょうか。


[PR]
by harukado-ruri | 2006-05-30 13:37 | 政治の話

大野市長選



夕方のテレビで、大野市長選に兼井大(まさる)君が出馬するとのニュースを見た。


兼井君は、大野JCの直前理事長でも あり、現役の市議会議員でもある。

選挙に出るというのは並大抵の決意ではない。市議会ですらそうなのだから、市長選挙ともなれば・・・・


これから大変になると思うけれど、頑張って欲しい。

[PR]
by harukado-ruri | 2006-05-25 20:21 | 政治の話

教育基本法の改正


教育基本法の与党改正案が提出された。


なにやら「愛国心」ばかりが注目されているが、興味深いのは第10条である。今までになかった「家庭教育」が盛り込まれている。。

第10条第1項 
父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとすること。



ああ、ついにこういうことを基本法で制定せねばならない時代になったのか。




自然を壊滅的に破壊しかねない状況を見て、環境基本法は制定された。

家庭環境が破壊されない状況を見て、与党は家庭教育を新たに盛り込んだ。





先日、子供を育て上げたご婦人から
「今のお母さんたちは何かがおかしい。自分の子供の教育を何だと思っているのか。何とかして欲しい」
と憤懣やるかたないといった声をいただいた。

とはいうものの、それは政治が直接踏み込むべき領域ではない。






・・・・・・ならば、誰がすべきなのか。

否、誰がすべきなのかを考えるよりも、まず個々人が「なにがおかしいのか」「なぜおかしくなったのか」を考えるべきだろう。その答えは一人ひとり異なるはずだ。

その答えに基づいて一人ひとりが行動していけば、世の中は少しはましになるように思える。


[PR]
by harukado-ruri | 2006-05-24 12:24 | 政治の話

中国のエコロジーとは?


まずは、産経新聞から


北京市郊外や河北省などで、外来種の害虫アメリカシロヒトリが爆発的に増殖し、最近では市中心部まで被害範囲が拡大している。市は4月以来、薬剤を空中散布するなど大がかりな駆除作戦を展開しているが、生命力の強い蛾(が)だけに、大きな成果は上がっていないようだ。
 2年後に控える北京五輪のテーマ「緑色(エコロジー)五輪」の実現にも影響すると危惧されている。

 中国紙「新京報」などによると、北京市の調査では、1年前に確認されたアメリカシロヒトリの成虫は700匹だったが、現在では2万匹に激増。最近では市中心部の二環路(第二環状線道路)内で初めて発見され、天壇(てんたん)公園など世界遺産周辺にも出現しているとして危機感が高まっている。

 アメリカシロヒトリが中国で最初に見つかったのは1979年、遼寧省丹東市だった。しかし85年には陝西省、92年には河北省、95年には天津と被害が拡大。北京市内でこの蛾が巣くう樹木はすでに5万本が確認されている。

 国家林業局は3月末の段階で「アメリカシロヒトリに対する認識が不足していた。このままでは、無残に葉が食い荒らされた木々が並ぶ中で北京五輪を行わねばならない」と懸念を表明した。
 中国政府も「アメリカシロヒトリ駆除工作の強化に関する通知」を関係部門に伝達するなど、対策に躍起だ。

 市は今月からヘリによる駆除薬散布を強化したほか、被害地域に誘蛾灯などを設置。また林業当局は天敵のアシナガバチなど10億匹を放す準備を進めており、累計3000万元 (約4億2000万円)を投じて、撲滅作戦を展開している





まず、北京オリンピックのテーマがえころじーであることに驚きました。

まさか、かの国からそんな言葉が出てくるとは(笑)







b0104829_115417.jpg
ちなみに、アメリカシロヒトリの写真はこれ。

ああ。確かに見たことあります。








駆除には薬剤を撒くのですが、その際の注意書き

●個人の住宅の樹木に薬剤散布をする場合は、人体に対しても有害な薬剤ですので、じゅうぶん注意をして散布してください。

●必ず帽子、防護メガネ、防護マスク、ゴム手袋などをし、肌が露出しないよう気をつけて散布してください。

●散布にあたっては風向きなどにもじゅうぶん注意をし、付近に人がいないか、駐車している車はないか、洗濯物は干してないかなどを確認してください。

●散布の前に近所に声を掛け合い、トラブルのないようお願いします。
 
 ※とある自治体の公園管理課のHPで見ました


これだけ厳重な注意を呼びかけることから、おそらく撒いているのはスミチオンだと思われます。

我が家では、よくバラに撒いた記憶があります。



スミチオンは商標名で、正式名称は有機燐剤フェニトロチオン。
ちなみに、人体摂取時の症状として


・ 吐き気・おう吐・腹部痙攣・下痢・流涎
 
・ 頭痛・めまい・衰弱
 
・ 鼻漏・胸の締めつけ感、
 
・ 視覚のかすみあるいは薄暗いこと・縮瞳・流涙・毛様体筋痙攣・調節と眼球痛消失。散瞳が時には見られる
 
・ 筋肉協同の喪失・会話不明瞭・線維束性攣縮と筋の攣縮・全身の強い脱力。
 
・ 精神錯乱・混迷・眠気
 
・ 呼吸困難・唾液と気道粘液の過剰分泌・口鼻のあわ・チアノーゼ・肺のラ音・気管支漏*・気管支痙攣・頻呼吸。非心臓性の肺水腫が重度の場合起こる。化学肺炎が見られる
 
・ 無秩序な断続的運動・失禁・痙攣・昏睡
 
・ 徐脈・低血圧。頻脈と高血圧も記録されている。
  心臓の不整脈と伝導障害は重度の中毒で起こる。心筋炎が起こる。
 
・ 主に呼吸中枢の不全または呼吸筋麻痺・強い気管支収縮・
  あるいはその全てから起こる呼吸停止による死亡。
 

低毒性といわれるスミチオンでもこれくらいの症状が出る可能性があるのですが・・・・・

まさか・・・撒いたのはパラチオンじゃないよね?

パラチオンは、「最も毒性のある薬剤」として日本や欧米では禁止されているものだけれど・・・・・・中国から輸入されたほうれん草に基準値を超えるパラチオンが入っていたことか見ても、中国では未だにOKなのかも。




・・・っていうか、スミチオンとかパラチオンとか言うまえに、そんなもの空中散布してどうするの。

それのどこがエコロジーなのかねぇ。











そして、もうひとつ驚いたことに10億匹のアシナガバチをはなす?

毒をもって毒を制す!
ええっと、中国伝統の技、「駆虎呑狼の計」ですな!

今風にいうなら、「エイリアンvsプレデター」 「フレディvsジェイソン」といったところか?


かつてハブの駆除目的でマングースを放したら、ハブを退治せずにその他の小動物を食い散らかして生態系をメチャクチャにしたという先例があったけど・・・・・大丈夫か?




アシナガも生命力が強いんだよ、わかってる?

ひょっとして、アシナガバチが大量に生き延びたら、今度はその天敵のヒメスズメバチを10億匹放すつもりなの?

もうそこまでくると、最後はお得意の人海戦術だね。

かつての「毛沢東と雀」の顰(ひそみ)にならうのかな?


【故事:毛沢東と雀】
 ある日のことです。毛おじさんは、自分の統べる民の働きを見るべく農村を視察しました。黄金色に輝く稲穂、汗を流しながら楽しそうに働く人民たち。

毛おじさんは、民草の奮闘ぶりを見て・・・・・これならば「5年で世界第2位の経済大国であるイギリスを追い抜く」とした第2次五カ年計画も達成はまちがいない・・・・・と、眼を細めご満悦の様子。

 そこに1羽の雀が降りて稲穂をついばむ光景が毛おじさんの目にとまりました。

「あれは害鳥だ」

おじさんが雀を指差して一言漏らした瞬間、側にいた有能な側近たちは「それっ」とばかりに、人民たちに雀狩りを命じました。

 人民たちは敬愛する毛おじさんの命令に従って、棒をもって雀たちを追い払い始めました。

なに、簡単なことです。棒で叩いて脅かして、雀が地面に降りられないようにすれば、飛び続けなければならなくなった雀たちは弱って死んでしまうのですから。

 毛おじさんの命令に従えば間違いはありません。実際に、雀は人民たちの献身的な働きで駆除されたのです。われわれは害鳥に勝ったのです。偉大な指導者、毛おじさんの言葉どおり、われわれは雀を追い払ったのです。

 雀がいなくなれば、こちらのものです。もう田畑を食い荒らすものはいません。

雀がいなくなったので、今まで雀が食べていた昆虫が大量発生することになろうとも、それは小さな問題なのです。
雀が食していた害虫が異常繁殖しても、それもたいしたことではありません。

 大切なことは毛おじさんの命令を忠実に実行できたということなのですから。







この人たちは加減というものを知らないのかしら(苦笑)


[PR]
by harukado-ruri | 2006-05-24 01:35 | 政治の話


掲示板を直せなかった市議会議員のひとりごと
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
メモ帳
「旧・月下独酌」のアドレスは下記のとおりです。
http://harukado.fruitblog.net/
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧