新・月下独酌



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学歴社会



まずは、以下の記事をご覧ください。ヤフーのヘッドラインから。


9月の自民党総裁選に向け、霞が関の官僚の間で谷垣禎一財務相を待望するムードが強まっている。

政策論や国家観というより、霞が関では主流の「東大法学部卒」である谷垣氏の登板で、宮沢喜一元首相以来13年間途絶えている“ブランド”を復権させたいとの思いがあるようだ。

 「霞が関が望んでいるポスト小泉は谷垣氏。宮沢氏以来の東大法学部卒の首相が誕生するチャンスだ(下線部、松村)

 複数の自民党関係者によると、財務省幹部をはじめ霞が関のエリート官僚は最近、会合などで「谷垣待望論」をしきりに発信しているという。世論調査では安倍晋三官房長官、福田康夫元官房長官、麻生太郎外相の後塵(こうじん)を拝している谷垣氏だが、「官僚の間では一番人気」(自民党関係者)というわけだ。

 待望論の背景には、谷垣氏の政策や指導力ではなく、「行政府のトップたる首相は東大法学部卒であるべきだ」との“東大法学部至上主義”が中央官庁に根強く残っている事情がある。私学出身の安倍氏(成蹊大法)、福田氏(早大政経)、麻生氏(学習院大政経)は「肌合いが違う」(財務官僚)ということらしい。

 「第5の候補」として浮上している与謝野馨経済財政担当相も東大法学部卒だが、自民党関係者によると、ある財務官僚は「与謝野氏は第2の候補だ」と語っているという。




何を訳のわからぬことを・・・・と思い、調べてみると「東大法学部」は確かにひとつの潮流であるようです。

幣原 喜重郎  東京帝国大学法学部
吉田 茂     東京帝国大学法学部
片山 哲      東京帝国大学法学部
芦田 均      東京帝国大学法学部
鳩山 一郎    東京帝国大学法学部

石橋 湛山    早稲田大学第一文学部
岸 信介     東京帝国大学法学部
池田 勇人    京都帝国大学法学部
佐藤 榮作    東京帝国大学法学部
田中 角榮    中央公学校土木課
三木 武夫    明治大学法学部
福田 赳夫    東京帝国大学法学部
大平 正芳    東京商科大学(現・一橋大学)
鈴木 善幸    農林省水産講習所(現・東京水産大学)
中曽根 康弘  東京帝国大学法学部
竹下 登     早稲田大学商学部
宇野 宗佑    神戸商大中退(学徒動員のため)
海部 俊樹    早稲田大学法学部
宮澤 喜一    東京帝国大学法学部政治学科
細川 護煕    上智大学法学部
羽田 孜     成城大学経済学部
村山 富市    明治大学政治経済学部
橋本 龍太郎  慶應義塾大学法学部政治学科
小渕 恵三    早稲田大学第一文学部英文科
森 喜朗     早稲田大学商学部
小泉 純一郎  慶應義塾大学経済学部


なるほど・・・って、よーく見てほしいのですが、「東大法学部」と言いながらも、その実は「東京帝国大学」、すなわち旧帝国大学なんですね。つまり、東大が本当のエリート育成学校であった時代の、さらにその中のエリートがここに並んでいる人たちです。

大学で徹底的なエリート育成教育を受けて、更に実務で鍛えた人々が歴代首相。例えば、最後の東京帝大卒首相である宮沢喜一も、大蔵省に入省したのが昭和17年。つまり、戦前入省で戦後の厳しい時代を政策官僚として生き抜いてきた人物です。鍛えが違うように思うのですが。



学歴が普通化した昨今の情勢と相俟って、今更、東大法学部に固執することもないのでは?

おそらく官僚の方々が東大卒の首相を待望するのは「東大卒の俺たちが、何で成蹊大や学習院大の首相にアゴでこきつかわれなきゃいけないんだ?」といった程度の理由でしょう。

・・・・実にくだらない・・・・


しかも谷垣さんでしょ?この人のイメージというと・・・・・加藤鉱一の袖にすがって「あんたは親分なんだから」と泣いていたという印象が強すぎて(苦笑)。




あ、そうだ。ここまで書いてきて大切な人を忘れてたことに気づきました。


・・・・官僚の皆様。

いるじゃありませんか。東大法学部卒で、首相にすると面白そうな人。



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「東大法学部卒が、必ずしも首相の要件にはならない」という、これ以上はないくらいの見事な証拠(笑)。

(半分黒枠になっているのは、特別な意味があってのことではありません。妙な勘ぐりはなされぬよう)



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by harukado-ruri | 2006-06-12 09:54 | 政治の話

大野市長選公開討論会



昨日の夜7時半より、大野市長選の公開討論会が行われました。

候補者がどのような主張をするのか、これはお隣の市長さんですので、私としても無関心で入られません。また、こういった形式の討論会は今後の勝山にも参考になるものと思い、参加しました。

私の妻も、大野出身と言うことで「私も聞きたい!」と同行。


会場の大野市文化会館ホールは、立ち見が出るくらいの盛況でした。私たちは、フロアに設置されたモニターで候補者の弁論を拝見。


さて、公開討論会のプログラムは次のようなものでした。

19:30 主催者挨拶

19:35 進行説明

19:40 立候補表明者、コーディネーター登壇
      コーディネーターから挨拶

19:45 所信表明(各4分以内)

19:53 質問開始
     (各質問にひとり3分以内でお答えいただく)

 質問内容
   1.地方分権と市の独自性を踏まえた行財政改革
   2.大型公共事業(上下水道、箱物建設)について
   3.教育について(学校再編問題も含む)
   4.福祉、子育てについて
   5.経済活性化と新市の取り組みについて
   6.環境について

20:40 候補者間の討論
      (質問・答弁各3分以内。各2問以内)

20:50 候補者からのメッセージ(各3分以内)
      コーディネーターまとめ

21:00 終了


岡田候補と兼井候補の、どちらの弁論が優れていたかという点・・・・・ある意味、これをご覧になっている方には最も興味のあるところでしょうが・・・・・については、コメントは差し控えますね。私はそれを言う立場にはありませんから。

内容については、今日の福井新聞に掲載されていますので、そちらをご覧ください。


そういえば、私が一般質問で導入を呼びかけた「市民税1%方式」は、兼井候補が公約として掲げていました。



今回の公開討論会は市民の有志の方々が企画・運営されているとのこと。本当にご苦労様でした。カンパもしてきましたよ、ちゃんと(笑)


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by harukado-ruri | 2006-06-10 11:54 | 政治の話

6月議会始まる



本日より、6月議会が開催されます。

通常、6月議会は1年の中でも最も平穏な議会とされています。

(1)3月議会→新年度予算案の審査・可決
(2)9月議会→大型補正予算の審査・可決
(3)12月議会→翌年度に向けての制度改革、並びに補正予算

これらと比較すると6月は補正予算もそれほどありません(仮にあったならば、年度予算の組み方が甘かったということになります)。

さて・・・無事に終わってくれるでしょうか?6月議会。

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by harukado-ruri | 2006-06-09 22:30 | 政治の話

村上ファンド



村上ファンドの代表が逮捕された。違法行為があったのであれば、それは非難されてしかるべきなのだが、どうも報道を見ていると腑に落ちないことがある。



村上氏は何をもって非難されているのだろう。

村上氏の職業はファンドマネージャーなのだから、金を儲けてしかるべき職業のはず。
「腕の良い医者」「腕の良い左官屋」と同じレベルで「腕の良いファンドマネージャー」がいても何らおかしくはない。

やはり、嫉妬半分というところなのか。





この地球上の人間が生活するのに必要な金額を試算した人がいる。
そして、彼は世界を流通している資本の額と、自らが試算した最低必要額とを比較して、流通量の桁違いの大きさに驚いたそうだ。

「欲」は満たされればそれで完結する。腹いっぱいになれば食欲は満たされ、眼が覚めるまで寝てしまえば睡眠欲は満たされる。


だが、「欲望」には限度がない。欲望には形がないから。
唯一、「金(かね)」のみがその欲望を象徴してくれる。だから、「金は欲望の体系だ」と言われるのだろう。


ファンドマネージャーとは、欲望の司祭なのかな・・・・とも思ったりするが、その意味で言うなら政治家もその類に入るのだろうか。そう考えるとやり切れない想いにとらわれる。


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by harukado-ruri | 2006-06-08 12:55 | 政治の話

夜露死苦



保育園に通い始めてから、うちの2歳になる坊主は、三輪車を漕ぐことをおぼえました。




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愛機、「クマのプーさん号」に乗って上機嫌です。










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疾走する「クマのプーさん号」・・・・・・・ただし、自力で漕ぐのは3分が限度です。

後は、大人が後ろから押さないといけません(苦笑)













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ちなみに、この「クマのプ~さん号」に乗っているときは、坊主も気宇壮大。
気分は海賊船長です。



犬にも立ち向かっていこうとします。

絶対負けるから、やめとけ(笑)。

海賊旗に、こいのぼりをつけても負けるときは負けるんだよ、坊や。


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by harukado-ruri | 2006-06-07 18:56 | 身辺雑話

村上ファンド



村上ファンドの村上世彰氏が記者会見で「日本人は、もっと高額納税者に対して敬意を払うべきだ」といった発言をしたそうだ。

まあ、そう言いたくなる気分はわからぬでもない。松下幸之助は生前に「こんなに税金とっていかれたら、江戸時代なら一揆を起こしてる」とボヤいたそうだが、高額納税者には高額納税者なりの言い分があるのだろう。



高額納税者のそういった不満を解消するための制度として、寄付控除制度があるのだが、惜しむらくは日本では全くと言ってよいほど認められていない(はずだ)。

アメリカへ行くと、個人の名前を冠した図書館やホール等が見受けられる。これは、超高額所得者の寄付により設立されたもので、その際の寄付は控除されると聞いたことがある。

日本でもそろそろこういった制度を導入すべきではなかろうか。



「そのようなお金を出す人がいるだろうか?」



かつてはいたのだ。そして、今も必ずいるはず。

私の祖父の時代は、村の篤志家が貧しいけれども能力のある子どもたちを街の学校へ行かせていた。

「社会に利益を還元することがひとつの善行である」という意識は、その時代には生きていた。「なぜなら、私の得た利益は社会からいただいたものである」との想いがそこにはあったからだろう。

そういう時代もあった。その風は、未だ健在であると信じたいものだ。


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by harukado-ruri | 2006-06-07 11:56 | 政治の話

あつい・・・・・


過ごしやすかった5月も終わりましたねぇ・・・・・

また今年も暑い季節がやってこようとしています。

私の一番キライな季節です。(T_T)


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by harukado-ruri | 2006-06-06 14:37 | 身辺雑話

議員定数削減



ようやく議員定数削減の動きがひとつの結論へ向かおうとしています。

6月議会での議員提案は無理でしょうが、早ければ9月議会で市民の皆様へお示しできることでしょう。

議会改革特別委員長の近藤議員、本当にお疲れ様です。


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by harukado-ruri | 2006-06-05 04:18 | 政治の話

昔の思い出



思い出話のついでに、もうひとつ

私が筑波大学にいた頃の話である。


私は人文学類に所属していたが、比較文化学類という学科が150メートルほど離れた建物内部にあった。

なにせ、横1.5キロ。縦4キロ(だったと思う)という広大な敷地内のことである。150メートルなどはお隣といっても良い。ところが、このお隣の比較文化学類と人文学類はおおよそ性質の異なる風があった。

一言で表すならば、比較文化学類は「こじゃれて」いたのだ。垢抜けていたといってもよいだろう。今はどうなのかわからないが、少なくとも私がいたころはそうだったように思う。

さて、この垢抜けた比較文化学類にひとりの先生がいた。

名を五十嵐一という。イスラム学の専門家で井筒俊彦直系のお弟子さんであったと記憶している。演劇にも造詣が深く、その授業を受けたようにも思う。

記憶が怪しいのは、まともに授業に出なかったためだが、効かん坊のような風貌とそれに見合った毒舌、そして溢れるユーモアは、数少ない出席授業でも十分に見て取れた。





大学3年生の夏。言語学研究会と名前だけは立派なサークルを作って、われわれは夏の合宿を千葉で行った。2泊3日の旅は、うまい魚とうまい酒で盛り上がったのだが、そこにTVから凶報が飛び込んできた。

・・・五十嵐一助教授、刺殺さる・・・

五十嵐助教授は、あの『悪魔の詩』の翻訳を手がけていた最中だった。サルマン・ラシュディが書いた『悪魔の詩』は、時の最高指導者ホメイニ師の激怒を買い、ラシュディ氏に対しては死刑宣告が出ていた。

その翻訳者が殺される。

おおよそ、犯人が誰かは予想がつく。しかも、その殺され方は尋常のものではなかったらしく、発見した掃除婦は、あまりのむごたらしさに失神したと聞いた。





この出来事に、学内は騒然となったが、不思議なことに我々の間ではその狂騒さは見られなかった。事件の異常性が強すぎて、ピンと来なかったのかもしれない。



我々は五十嵐助教授の死を悼んで、何か記念になるようなものを残そうと考えた。
しかし、学生の浅はかさ。何も良い知恵が浮かばない。

誰かが「五十嵐先生の名前を冠した役でもつくろう」と言った。

麻雀の役のことである。
マンズを集めて合計数が51になるという実に他愛もないものであったが、「役満;五十嵐」が誕生した。

助教授を悼んでの麻雀大会が行われたのは言うまでもない。

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by harukado-ruri | 2006-06-05 00:29 | 政治の話

天安門事件



4日は、天安門事件から17年目になる日だそうで、香港など各地で座り込みなどの市民運動が実施された。


もう、17年になるのか・・・・・・


あの頃は、国外ではソビエト連邦の瓦解、ベルリンの壁の崩壊などの出来事があり、国内ではバブルの狂熱が吹き荒れるなど、世の中がある意味騒然としていた記憶がある。

その中でも、天安門事件は衝撃的だった。




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戦車の前に立ちはだかった彼は何を求め、何を想ったのか。








中国が仮に国連人権規約を採択しようとも、私は中国が自由主義国家であるとは到底思えない。

中国のヤフーへ行って、「六四事件(天安門事件のこと)」と入力していただきたい。中国当局による検閲の効果で、「見つかりません」としか表示されないはずだ。

そのような国家が自由主義国家であろうはずがない。

※もちろん、民主国家であるはずもない。



他国の歴史認識に口を出す前に、私は彼らに天安門事件の歴史認識を問いたいものだ。


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by harukado-ruri | 2006-06-04 23:52 | 政治の話


掲示板を直せなかった市議会議員のひとりごと
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