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北京市郊外や河北省などで、外来種の害虫アメリカシロヒトリが爆発的に増殖し、最近では市中心部まで被害範囲が拡大している。市は4月以来、薬剤を空中散布するなど大がかりな駆除作戦を展開しているが、生命力の強い蛾(が)だけに、大きな成果は上がっていないようだ。 2年後に控える北京五輪のテーマ「緑色(エコロジー)五輪」の実現にも影響すると危惧されている。 中国紙「新京報」などによると、北京市の調査では、1年前に確認されたアメリカシロヒトリの成虫は700匹だったが、現在では2万匹に激増。最近では市中心部の二環路(第二環状線道路)内で初めて発見され、天壇(てんたん)公園など世界遺産周辺にも出現しているとして危機感が高まっている。 アメリカシロヒトリが中国で最初に見つかったのは1979年、遼寧省丹東市だった。しかし85年には陝西省、92年には河北省、95年には天津と被害が拡大。北京市内でこの蛾が巣くう樹木はすでに5万本が確認されている。 国家林業局は3月末の段階で「アメリカシロヒトリに対する認識が不足していた。このままでは、無残に葉が食い荒らされた木々が並ぶ中で北京五輪を行わねばならない」と懸念を表明した。 中国政府も「アメリカシロヒトリ駆除工作の強化に関する通知」を関係部門に伝達するなど、対策に躍起だ。 市は今月からヘリによる駆除薬散布を強化したほか、被害地域に誘蛾灯などを設置。また林業当局は天敵のアシナガバチなど10億匹を放す準備を進めており、累計3000万元 (約4億2000万円)を投じて、撲滅作戦を展開している
●個人の住宅の樹木に薬剤散布をする場合は、人体に対しても有害な薬剤ですので、じゅうぶん注意をして散布してください。 ●必ず帽子、防護メガネ、防護マスク、ゴム手袋などをし、肌が露出しないよう気をつけて散布してください。 ●散布にあたっては風向きなどにもじゅうぶん注意をし、付近に人がいないか、駐車している車はないか、洗濯物は干してないかなどを確認してください。 ●散布の前に近所に声を掛け合い、トラブルのないようお願いします。 ※とある自治体の公園管理課のHPで見ました
・ 吐き気・おう吐・腹部痙攣・下痢・流涎 ・ 頭痛・めまい・衰弱 ・ 鼻漏・胸の締めつけ感、 ・ 視覚のかすみあるいは薄暗いこと・縮瞳・流涙・毛様体筋痙攣・調節と眼球痛消失。散瞳が時には見られる ・ 筋肉協同の喪失・会話不明瞭・線維束性攣縮と筋の攣縮・全身の強い脱力。 ・ 精神錯乱・混迷・眠気 ・ 呼吸困難・唾液と気道粘液の過剰分泌・口鼻のあわ・チアノーゼ・肺のラ音・気管支漏*・気管支痙攣・頻呼吸。非心臓性の肺水腫が重度の場合起こる。化学肺炎が見られる ・ 無秩序な断続的運動・失禁・痙攣・昏睡 ・ 徐脈・低血圧。頻脈と高血圧も記録されている。 心臓の不整脈と伝導障害は重度の中毒で起こる。心筋炎が起こる。 ・ 主に呼吸中枢の不全または呼吸筋麻痺・強い気管支収縮・ あるいはその全てから起こる呼吸停止による死亡。
ある日のことです。毛おじさんは、自分の統べる民の働きを見るべく農村を視察しました。黄金色に輝く稲穂、汗を流しながら楽しそうに働く人民たち。 毛おじさんは、民草の奮闘ぶりを見て・・・・・これならば「5年で世界第2位の経済大国であるイギリスを追い抜く」とした第2次五カ年計画も達成はまちがいない・・・・・と、眼を細めご満悦の様子。 そこに1羽の雀が降りて稲穂をついばむ光景が毛おじさんの目にとまりました。 「あれは害鳥だ」 おじさんが雀を指差して一言漏らした瞬間、側にいた有能な側近たちは「それっ」とばかりに、人民たちに雀狩りを命じました。 人民たちは敬愛する毛おじさんの命令に従って、棒をもって雀たちを追い払い始めました。 なに、簡単なことです。棒で叩いて脅かして、雀が地面に降りられないようにすれば、飛び続けなければならなくなった雀たちは弱って死んでしまうのですから。 毛おじさんの命令に従えば間違いはありません。実際に、雀は人民たちの献身的な働きで駆除されたのです。われわれは害鳥に勝ったのです。偉大な指導者、毛おじさんの言葉どおり、われわれは雀を追い払ったのです。 雀がいなくなれば、こちらのものです。もう田畑を食い荒らすものはいません。 雀がいなくなったので、今まで雀が食べていた昆虫が大量発生することになろうとも、それは小さな問題なのです。 雀が食していた害虫が異常繁殖しても、それもたいしたことではありません。 大切なことは毛おじさんの命令を忠実に実行できたということなのですから。